現代の野菜は昔の野菜より栄養価が低い?
現代の野菜は昔の野菜に比べて栄養価が低いと聞いたことはありませんか?
文部科学省によると野菜100グラムあたりのビタミンCの含有量が20年前と比べてニンジンは7mgから4mgに、トマトは20mgから15mg、ほうれん草は65mgから35mgに低下しているそうです。
その他の野菜では
ブロッコリー……160mgから120mg
チンゲンサイ……29mgから24mg
大根……15mgから12mg
小松菜……75mgから39mg
栄養価の低下の原因について化学肥料に依存し土が痩せたのに原因があるという人もいます。しかし、最も大きい要因はなんでしょう?
現代の農業では野菜を旬以外でも作るようになった
昔は冬に温度をかけてトマトやイチゴを作ることなどできませんでしたが現代では旬がいつだか分からなくなるくらい一年中食べられるようになりました。この旬が栄養価に大きく影響しています。
旬とそうでない時期のビタミンCの含有量の違いを見てみると
冬が旬のほうれん草は、冬採りが60mg、夏採りが20mgと、何と3倍もビタミンCの含有量が違います。トマトでは旬の7月が18mgと最大になり、1月は9mgで最低になります。旬の時期の比較では今も昔もほとんど変わりはないのです。
旬の野菜とそれ以外の時期の野菜との栄養価の違いは、想像以上で、旬の野菜は安くておいしいだけではなく、栄養価も高いです。なお、季節による栄養価の違いはβカロテンとビタミンCにおいて顕著であり、ミネラルに関してはほとんど変わりません。
栄養価だけでなく人参、大根、ほうれん草、キャベツなどは冬のほうが糖度が上がっておいしいし、トマトやとうもろこしは夏がおいしいですよね。
鮮度が大事
時間の経過とともに栄養価も低下していきます。
収穫されてからすぐ食べる野菜って、普通でスーパーで食べる野菜よりも、滅茶苦茶おいしく感じることってありませんか? 栄養が豊富でみずみずしい野菜っておいしいですよね。 しかし、スーパーで店頭で並ぶときには、輸送などにより、野菜の栄養価が抜けてしまいます。 野菜は収穫後も呼吸をしているため、糖やアミノ酸を消費しているのです。
実は現代の野菜が栄養価が低いといわれている原因は鮮度と旬が大きく影響していたのです。
なので美味しくて栄養価が高いものを食べてもらうには旬の野菜、新鮮な野菜をお届けすることだと考えています。
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