彩園のらではお客様に美味しい野菜をお届けするためにこだわっていることが3つあります。

「品種」「鮮度」「土づくり」です。

品種

野菜の品種はとてもたくさんあります。スーパーに並んでいる野菜は大根なら大根、人参なら人参としか表記されていません。人参だけでも数十種類の品種があり、甘みが強い品種だったり、人参臭くない品種だったり、逆に人参のにおいが強い品種などたくさんあります。彩園のらではお子さんも食べやすく、好きになってもらえるような品種選びを心がけています。たとえば、ミニトマトなら甘みが強くゼリー部分が少なめの品種を選んだり、ピーマンなら苦みが少ない品種を選んだり、ほうれん草なら冬の寒さにあたると、とっても甘くなる品種を選んだりしています。

鮮度

鮮度にもこだわります。ほとんどの野菜はやっぱり採りたてが一番おいしいです。特に枝豆やそら豆、とうもろこしは鮮度がとても重要です。枝豆、そら豆は収穫してからすぐに風味が落ちていきます。収穫したての枝豆を食べたら病み付きになること間違いなしです。とうもろこしも夜になると葉に蓄えられた糖分が実にいくので朝採りでその日に食べると甘みがまるで違います。畑に来てもぎたてを食べた方は「こんなに甘いとうもとこし食べたことない!」と感動していました。当園では基本は朝採りした野菜を午後に宅配、発送します。

土づくり

最後に土づくりです。無農薬、無化学肥料はもちろんですが、有機肥料も最低限に抑えています。野菜を大きくしようと有機肥料でもあたえすぎはよくありません。植物は肥料(窒素)があればあるだけ吸収してしまいます。肥料をあたえればそれだけ大きくなりますが、健康な野菜とはいえません。人間でいえば肥満と一緒ですね。肥料をあたえすぎた野菜は病気になりやすくなります。それだけではなく、硝酸態窒素を残留してしまい、アク、えぐみが強くなったり、食べた人間の体に悪影響を与えるといわれています。硝酸態窒素を多く含んだ野菜を食べた赤ちゃんが死亡するといったケースもあります。彩園のらでは草生栽培、緑肥栽培を基本とし、追肥などで有機肥料を必要最低限で使用しています。出所が分からない肥料は使用せず、すべて美星町内で作られたものを使用しています。